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第30章 彩香が、拉致られた？

「アーチャン、あっちの部屋を見せたいんだよ」

奥の扉を指差した。

彩香は、寝室だろうと思ったから、

見に行きたく無かったけど、

林の威圧感が、逆らえなくさせていた。

前に進み、扉を開けた。

シングルベッドが１つ、テレビが一台

テレビの上には、ビデオカメラが

ベッドに向かって設置されていた。

そして、クローゼットの扉、壁天上

至るところに彩香がいた。

彩香のスマホに送ってきた。二種類の写真は、

ベッドの真上の天上に、

ポスターのように張られていた。

「良いだろ？アーチャンが来てくれない時用だよ。

アーチャンと、一緒に眠っているようだろ？」

ベッドの下には、ダッチワイフが転がっていた。

巨乳のダッチワイフだ！

彩香は、ワナワナと震えながら、

「帰ります。もうイヤです。」

「アーチャン、帰れないよ？

まだ効かないのかなぁ？」

「？？？」