パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第32章 彩香、悲しみの中へ

要「彩香ちゃん、ごめんね。

気にしないでいいからね」

彩香「ごめんなさい。」


場がシーーーンとしていたから、

雰囲気を変えるために

圭子「彩香ちゃん、おばさんチーズケーキ

焼いて来たのよ。彩香ちゃん、好きでしょ？」

彩香は、目を輝かせ

「おば様、わざわざ焼いて来てくれたんですか？

おば様のチーズケーキ大好き。」

圭子は、チーズケーキを八等分に

切り分けて持ってきていた。

紙皿に、プラスチックのフォーク、

紙ナプキンまで持ってきていた。

よく気のつく女性だ。

「彩香ちゃん、パジャマとか

サイズが分からないから

持ってこれなかったの」

タオルとバスタオル、便箋とペン

蓋付きのコップ、歯ブラシ、等々

入院に必要な物を適当に持ってきてくれた。

「おば様、ありがとうございます。

助かります。」