パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第32章 彩香、悲しみの中へ

圭子「そうよね。記憶が無いのだから、

遼太と仲直りした記憶も無いのよね？

そりゃあ嫌よね？」

真「俺のマンションなら、

彩香の部屋もあるし、

今は同じ部屋で寝てるけど

最初は別々だったから、

彩香の部屋もあるんだよ。

その部屋に鍵もついてるから、

そこで暮らせば良いよ。

先ず、それは先の話だろ？

今は、目の前の事を考えようよ。

退院もいつになるか分からないんだし、

ゆったり、休めば良いよ。」

彩香「専務、ありがとうございます。

私、どうして、こんなことになったのか、

知りたいような、知りたくないような？

怖いんです。私に何があったのか？

怖いんです。」真の胸で泣いた。

真「彩香、ごめんよ。ごめんよ。」

彩香「どうして、専務が謝るんですか？

何があったんですか？」

トントン

先生達と、看護師さん達がやって来た。