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第35章 さようなら真

彩香「･････」

真「図星だな？

彩香は、俺の心配しすぎなんだよ？

他人に何か言われたくらいで、

愛する人を手離すような

情けない奴だと思ってるのか？

俺は、戦ったとしても、

彩香を手離すことは絶対に無い！

何度も言ってるけど、

俺は、彩香以外の女性と

結婚するつもり無いから！

それだけは、絶対に無いから！

俺の婚約者は彩香だけだ！

俺が結婚したいのは、彩香だけだ！

俺が愛してるのは彩香だけだ！

信じてほしい。愛してるんだよ。

彩香だけを愛してる。」

真は、涙を流していた。

「彩香が生きていてくれた。

それだけで、幸せだと思った。

俺の元に帰ってきてくれた。

嬉しかった。

もっと早く助け出せていたら、

こんなに傷つくこともなかったのに、ゴメンな。

もっと俺を罵れよ？

何でもっと早く助けないのよ？って怒れよ？」