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第36章 真と彩香、別々の生活へ

遼太は、ベッドにいる彩香に近づいて

行ってたけど、彩香の拒絶の言葉に、

後ずさって、部屋から出た。

「母さん、父さん、大変だぁ～！」

叫びながら、走ってリビングに向かっていた。

圭子と、遼介も、遼太の声にびっくりして、

彩香の部屋に向かって来ていた。

父「どうした？」

遼太「彩香が、叫びながら泣いている。」

３人は、彩香の部屋に飛び込んだ。

彩香は、膝を抱えて、ガタガタ震えながら

「真ぉ、助けて、真ぉーー！真ぉーー！

わぁ～ん、真ぉ、真ぉ、怖いよ。怖いよ。」

ポロポロポロポロ涙を流しながら、

ガタガタ、ガタガタ震えて

遼太「彩香？大丈夫か？」

一歩踏み出した。

彩香は、布団を被り、

「来ないで！来ないで！怖いよ。怖いよ。

真ぉーー！怖いよぉ！ううぅ～」

圭子が、近づいて行きながら

「彩香ちゃん、男の人怖いの？」