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第37章 真に会いたい気持ちは募る･･･

朝９時を過ぎた頃

圭子は、彩香が起きてこないから、

気になって、部屋に行った。

トントン「彩香ちゃん、起きてる。」

彩香は、ベッドの上で座っていた。

顔が、酷い事になっているから、

おば様に見せたくなかったので、

お布団を被った。

圭子「彩香ちゃん、どうしたの？

顔見せて？起きてるんでしょ？」

彩香「酷い顔になってるから、

見ないで下さい。」

圭子は、布団を剥いで、彩香の顔を

覗きこんで見た。

「ありゃあ～！

彩香ちゃん、一晩泣いていたんでしょ？

冷たいおしぼり持ってくるから待ってて。」

圭子は、キッチンに急いだ。

遼介「どうしたんだ？」

圭子「彩香ちゃん、一晩泣いていたのか

瞼がパンパンに腫れてるのよ。

冷やさないと、真さん来たら心配するわ。」