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ヒメゴト《不定期更新》
第1章 妻に媚薬を使って
昼を過ぎた頃、妻にちょっと出掛けてくると告げ向かったのはレンタルショップ。
DVDをいくつか借りて家に戻った私はそれを机に置くと、ごそごそと鞄を弄った。
「そう言えばさ、職場でこれ貰ったんだ。焚いてみないか?」
そう言って取り出したのはお香。
「へぇ、洒落た物貰ったのね。いいわよ」
そう言って何の疑いも持たずに妻はお香を焚き始めた。
甘い香りに包まれ、私は台所へと向かい、2つ分の紅茶を手に妻の元へと戻った。
「良い香りね」
「ああ、そうだな」
言いながらさりげなく妻に媚薬入りの紅茶を差し出した。
「ありがとう。気が効くわね」
「たまにはな。妻孝行だよ」
「ふふ、何それ」
ご機嫌な妻が紅茶を一口飲んだのを確認すると、次の計画を実行する。