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初恋の男に多頭飼いされました!
第5章 奴隷の教科書
このまま逃げたいような……
私は間違ってない??
色々な気持ちが複雑に頭をかけめぐる。
ご主人様とかおりさんの邪魔を
するだけ?
昔みたいにご主人様を一人占めしたい。
この先どうなるんだろう……
奴隷って……何かもよくわからない。
でも、私の身体は、興奮して
求めている。両親の顔が浮かんだ。
ごめんなさい……こんな格好して
もう、会えないのかな……
ご主人様は逃げないように、
南京錠を、つけたのかな……
こんな姿誰にも見せられない……
逃げ道はもうとっくにないんだ……
女の人が立っているのが見える……
かおりさん??やっぱり、
かおりさんだ……
『すいません、お待たせして』
『良かった、ちゃんと来れたね。
心配してたの……変なことに巻き込まれて
ないかな……って。達也様もね。』
『ご主人様も?』
『意外と心配性なんだよ……』
だったらなんでこんなことさせるんだろう
やっぱり、わかんない……