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初恋の男に多頭飼いされました!
第29章 玩具……
朝まで、次から次へと続いた。
『ねぇ、このまま逃がしてあげようか』
こんな、格好で行く場所なんてない。
私には逃げる場所なんてないもの。
『逃げる場所なんてありません』
『ずっと、私にひどいことされ続ける?
あんたが居なくなれば、達也様独りじめ
できるでしょ。本当に邪魔なの。』
『ご主人様とは離れたくありません』
『私がここに捨てて帰ればあんたは
帰れないでしょ?家の場所よく
わかってないでしょ、じゃぁ、
二度と戻ってこないで!』
私は公園のトイレに捨てられてしまったのだ