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初恋の男に多頭飼いされました!
第30章 想い……

なんとなく……押しきられてしまったけれど、
行く場所もないし、しばらくは
ゆうじさんにお世話になるしかない。
久しぶりにお風呂にゆっくり入ったかも
しれない。
鏡に映る私の身体には
みどり様が書いた文字が薄くなっていた。
これも、いつのまにか消えていくんだろうな。
ご主人様……何してますか……?
私の事、探してくれてますか……?
お風呂あがると、新品のパジャマと下着と
タオル、歯ブラシ……が置いてあった
リビングで、ハァハァ行ってるゆうじさんが
いた……
『間に合って良かった!』
『買ってきてくれたんですよね……?』
『そーいえば何もないから、恥ずかしくて
下着のサイズわかんないし、汗だくに
なっちゃったよ……』

