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初恋の男に多頭飼いされました!
第9章 秘密
最近はかおり様は体調悪いせいか、
ご主人様の寝室で眠ることが
多くなっていた。
ご主人様が深夜にやってきた……
檻の中で、ウトウトしていたが
ご主人様が、私を必要として
くれたのが嬉しかった。
ご主人様は椅子に座り、リードを握り
『かおりから病気の事、聞いたらしいな』
『はい……』
『一つわかって欲しいのは、めぐはかおりの
変わりではないし、俺はちゃんと
めぐの事も考えているって事だ……』
『はい、大丈夫です。私の事より
かおり様の事、考えてください……』
『面白いな。かおりはめぐの事を
もっと考えてください……って言うし』
リードから、ご主人様の気持ちが
伝わる……
『かおりは最後まで、奴隷で居たいと
言ってるんだ。生きてる証が欲しいって。
また、明日からここに戻す事にした』