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∮恋蜜度∮官能短編集
第4章 近親 従兄&従妹
「お兄ちゃん」
「…ん……」
「アタシね…全然、嫌じゃなかったんだよ…もちろん、あの時だって。あの時したコトがどんなことか知った時も……全然、嫌じゃなかった」
「真美…」
「…確かに知った時はちょっとびっくりしちゃったけどさ…でもそれよりアタシは嬉しかった…大好きなお兄ちゃんと同じ秘密を持ってることが…すごく、嬉しかったから」
真美はフフ…と笑いながら晃一を見つめ返す。
そんな真美に晃一は堪らず胸が疼き躰の芯が痺れた。
「…真美……お前その歳でそんなすごい殺し文句言うなよ…」
晃一はそういいながら真美を見つめ熱いキスを繰り返す。
晃一のキスに答えるように真美も舌を絡め、そしてささやいた。
「はあ…お兄ちゃん」
唇を離す度にため息が漏れる。
「好き…好きッ……お兄ちゃんになら──アタシ、何されても…ん…嬉し、ぃ…」
真美はしがみつくように舌を絡める。
「真美っそんなこと言ったらッ」
晃一は真美の言葉に下半身が熱く反応していた。
晃一は苦し気に歯を食い縛る。
「…っ…真美‥今日は駄目だ……ゴムがないからッ」
「…ゴム……アタシはお兄ちゃんなら大丈夫っ…」
「駄目だよ……」