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第6章 マリアの日記・・・

子どもを望んだマリアに何年も
散々冷たくしてたくせに

「俺がヤリたいときにヤル」

自分の気まぐれでは
嫌がるマリアに当然のように
セックスを強要する…。



マリアが拒否すれば
「浮気でもしたか？」と


遊ぶことなどおろか
働く自由さえも与えられない…

おそらく、ろくに外出さえしない
マリアに疑いをかけ


〃身体検査〃と称した
ナゾ行動に出る・・・

目の前で裸になるように要求して
旦那が良いと言うまで
そのまま過ごさせた・・・だとか



(男の俺からみても…かなり気色ﾜﾘｨぞ？)



世にも恐ろしい
無法地帯での悪行が

ところ狭しと並んでいた。



どこへも逃げられないのなら
抵抗しない方がいくらかはマシ・・・



ひとつの…そんな

最悪の答えだったのだろうか。




子どもを望むどころか
マリアはすでに

〃「妊娠したら今度こそオワリ」〃

と、恐れるようにさえ
なっていたようだ。