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梅の湯物語
第10章 味噌おでん はじめました
二人は駆け抜けていく親子を呆然と見ていたが
「本当に賑やかな町だね」
雅人はにこやかに笑っていた。
「せっかくだから頂こうか」
雅人が言うと桜も頷いた。
「桜ちゃん口開けて」
雅人に言われて桜はあーんと口を開ける
「桜ちゃん、かわいい」
桜の口には味噌田楽ではなくて雅人の唇が重ねられた。
ビックリして目を見開く桜に雅人の舌が侵入してくる。
桜は始めての感覚に驚いたが
恐る恐る雅人の動きに合わせてみた。
雅人に舌を絡め取られどうしていいか分からない。
ただ今まで感じたことのない感覚に桜は戸惑いと心地よさを感じていた。
チュッと音をたてて唇が離れる。
見つめあった二人
桜の口から
「雅人さん 好きです」
という言葉が漏れた。
雅人は目を見開いて桜を見つめた。
「桜ちゃん、来年は湯上がりラムネを一緒に飲もうね」
その言葉に桜の頬が赤くなった。
どうやら桜は最近、湯上がりラムネのもうひとつの意味を知ったらしい。
「本当に賑やかな町だね」
雅人はにこやかに笑っていた。
「せっかくだから頂こうか」
雅人が言うと桜も頷いた。
「桜ちゃん口開けて」
雅人に言われて桜はあーんと口を開ける
「桜ちゃん、かわいい」
桜の口には味噌田楽ではなくて雅人の唇が重ねられた。
ビックリして目を見開く桜に雅人の舌が侵入してくる。
桜は始めての感覚に驚いたが
恐る恐る雅人の動きに合わせてみた。
雅人に舌を絡め取られどうしていいか分からない。
ただ今まで感じたことのない感覚に桜は戸惑いと心地よさを感じていた。
チュッと音をたてて唇が離れる。
見つめあった二人
桜の口から
「雅人さん 好きです」
という言葉が漏れた。
雅人は目を見開いて桜を見つめた。
「桜ちゃん、来年は湯上がりラムネを一緒に飲もうね」
その言葉に桜の頬が赤くなった。
どうやら桜は最近、湯上がりラムネのもうひとつの意味を知ったらしい。