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梅の湯物語
第11章 荒野の三人
なんでこんなことになったかと言うと...

話しは二日前にさかのぽる

三太の家は酒屋。
三太は家の手伝いで配達をしている。

三太が配達するのは夜が多い。
日中は学校と部活があるのと、親父が酒を飲んで寝てしまうので夜の急ぎの配達は三太が請け負っている。

夜の配達は飲み屋が多い。
ここ最近よく注文が来るのが“スナックあい”
あいのママは最近3度目の離婚をして出戻ってきた瞳。
35才で美貌の瞳は初婚は17才。
高学歴の多い梅之木町だが、まあ、なかにはこんな子だっている。その後離婚、結婚を繰返し今は梅之木町に戻ってスナックをやっている。

「こんばんわー」

スナックの裏手から声をかける。

「今野酒店です。配達に来ました」

カチャリと扉があいて瞳が顔を出す。
大概は客の相手で忙しくて酒屋を迎える店などないから三太は少し驚いた。

「ありがとう、三太くん」

瞳がにっこりと微笑んだ。

ウイスキーの箱を抱えて

「どちらに置きましょうか」

三太が聞くと

「そこに置いて」

カウンターの奥を指差す。

「はい」

三太が箱を置いて伝票を取り出すと

瞳の手が重なった。





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