この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
梅の湯物語
第11章 荒野の三人
「...という訳らしい」

波の富士のちゃんこ屋に集まっていた大人たちは

「瞳にやられたか」

「アイツは昔っから男を手玉にとるのが好きだったからな」

瞳の同級生の亮太が話を仕入れてきて大人たちはいい酒のツマミだとゲラゲラと笑っている。

「三太も瞳の洗礼を受けたって訳か」

達吉がゲラゲラ笑っている。

「そういう達吉だって昔、瞳にやられたじゃねぇか」

隆が暴露すると

「健吾のとこなんて親子ドンブリだぜ」

達吉が目の前に座っていた健吾を標的にした。

「もうその話は勘弁してくれよ」

健吾が頭を掻きながら言うと

「そういや、三太たち最近見かけねぇな」

隆が思い出したように言った。

「なんでも、あの寒空の中トレンチコートにパンツ一枚でふらついてたから3人とも風邪引いて寝込んでるらしいよ」

亮太の報告に

「ったく、なにやってんだか」

「ま、これ以上恥さらしにならなくて良かったんじゃねぇか」

なんて大人たちの反応。


「じゃ、スナックあいにでも行ってみるか」

隆がいうと

「それが瞳のやつ、客と駆け落ちしたって話だぜ」

健吾が言う

「なんだよまたかよ」

呆れた達吉に

「また2~3年したら戻ってくるだろ」

亮太の言葉にみんなが「そうだな」と頷いた。


/161ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ