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梅の湯物語
第7章 湯上がりラムネをご一緒に
高校1年生の桜は幼友達の葉瑠と梅の湯から出てきたところ、入ろうとしていた雅人とぶつかった。

「ごめんなさい」

「こっちこそ。怪我なかった?」

「はい」

実は桜は鼻を強打していたが...

「あ、鼻真っ赤だよ」

桜が鼻を撫でていると
雅人の彫りの深い顔が近づいてきた。

顔を覗き込まれて
ドキドキ ドキドキ...

桜は心臓がこんなに早く動くのを初めて感じた。

「だ、大丈夫です」

思わず顔を背ける。

「雅人先生」

葉瑠が言った。

「あれ?葉瑠ちゃん」

雅人...先生?!

桜は目で葉瑠に訴える

“だれ?”

「今年R大に入学した柏木雅人さん。
 うちのとなりの下宿屋さんに住んでるの。
 私の家庭教師してもらってるんだ」

「知らなかった。
 家庭教師いるんだ」

「うん。
 桜はO女子大付属だからそのままエスカレーターでしょ。
 私は大学受験しなきゃだから
 いまからしごかれてるの。
 こんなイケメンだけどスッゴい怖いんだから」

葉瑠が本当に嫌そうな顔をした。

「スゴい怖いなんて酷いなぁ。
 葉瑠ちゃんが宿題やってこないのが悪いんだろ?」

雅人が爽やかに笑って言う。

「そうだけど...」

葉瑠は不満そう。


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