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甘美な吸血〜貴方の餌になりたい〜
第6章 昼と夜
……っ!
やだっ、私眠っちゃったの?
ハッとして端の席を見ると、眞多さんと、女性が抱き合っていた。
乱れている二人の服からは、二人の肌が見える。
テーブルに手をついて、お尻をつき出すような姿勢の女性に、眞多さんが後ろから覆い被さっている。
「あぁっ…紫艶…もっとして…。」
女の人の甘ったるい声と、パンパンと肌がぶつかり合う音が店の中に生々しく響いていた。
それは二人が今何をしているのか、見なくてもわかる状況で、私はどうしていいのかわからず、ただ二人の様子をチラチラと見てしまっていた。