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行こうぜ、相棒
第3章 The Reflex
そう言いながら、男優は電動のマッサージ機を持ち出してきた。ショーツの中の割れ目にピッタリはめ込まれたローターの上、クリトリスの位置にその器具の先端を当てると、彼は手元のスイッチを入れる。
くぐもった音とともに、AC電源による強振動が、リエの股間を襲う。ショーツの薄布越しに、敏感過ぎる突起が激しく刺激され、はみ出した器具の先端部分は同時に、割れ目に押し込められたローターも強く揺らしてゆく。
秘肉をかき分けて置かれた小さな振動体は、それ自体の揺れとともに、マッサージ機のバイブレーションを受けて、リエの性器のなかでありえないほど激しく震える。
!!!!!!
リエの声が甲高くなり、無意識に身をよじる。
身体中が硬直し、あまりの快楽にその表情が泣き顔の寸前までに歪む。
黒ビキニの男優のゴツゴツした手が、画面の中でマッサージ機を激しく押し付けているのが見える。
(その彼の表情を見せて)と、エリは強く願う。
けれどカメラはオーガズムにいたるリエの表情や股間を写すばかりだ。
(意地悪く歪んだ顔をするその彼の表情がみたい)その思いとは裏腹に、彼の声だけが聞こえる。
『スゴい…スゴいよ』
『いやぁぁ…で、出ちゃう、出ちゃうよ』
腰から腹にかけての筋肉を波打つように収縮させて、リエの興奮が高みに駆け上ってゆく。
その頂点が極まる一歩手前で、ジュワっとショーツに液体の染みが広がる。
そのまま、
『やぁぁぁぁぁ! ダメぇぇぇ!!!』
の声とともに、ショーツの中から液体があふれ出てくる。
『おおっ、スゲぇ』
彼の声。そしてより強く押し付けられる、マッサージ機。
液体はリエの股間の素肌を濡らしながら、チョロチョロチョロ…と、とめどなくあふれ、そのままソファーを濡らしてゆく。