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プラトニックラブなんてくそくらえ
第1章 青瀧教授
菖蒲子は、地元の市立図書館で青瀧教授を見かけた。
青瀧は細い眼鏡をかけ、菖蒲子の斜め前の閲覧席で調べ物をしている。
この近くに住んでいるのかな、と菖蒲子は思った。
青瀧は30代前半くらいの新米教授で、清潔感がある白いシャツ姿とピンと伸びた背筋が生真面目な印象だったが、隠しきれない色気があった。
あっさりした顔立ちで目立つような美男ではないけれど、良く見ると目鼻立ちが整っているし、何より知的な雰囲気が素敵だ。
菖蒲子は、本越しにこっそり青瀧を盗み見ていた。
憧れの青瀧先生が今、私の目の前にいる!菖蒲子は興奮を隠しきれなかった。
菖蒲子には付き合って2年の彼氏がいたけれど、それとこれとは別腹なのだ。
彼女は本当は1時間で帰ろうと思っていたが、結局閉館時間まで青瀧の斜め前をキープしたままそこに残ってしまった。
青瀧は細い眼鏡をかけ、菖蒲子の斜め前の閲覧席で調べ物をしている。
この近くに住んでいるのかな、と菖蒲子は思った。
青瀧は30代前半くらいの新米教授で、清潔感がある白いシャツ姿とピンと伸びた背筋が生真面目な印象だったが、隠しきれない色気があった。
あっさりした顔立ちで目立つような美男ではないけれど、良く見ると目鼻立ちが整っているし、何より知的な雰囲気が素敵だ。
菖蒲子は、本越しにこっそり青瀧を盗み見ていた。
憧れの青瀧先生が今、私の目の前にいる!菖蒲子は興奮を隠しきれなかった。
菖蒲子には付き合って2年の彼氏がいたけれど、それとこれとは別腹なのだ。
彼女は本当は1時間で帰ろうと思っていたが、結局閉館時間まで青瀧の斜め前をキープしたままそこに残ってしまった。