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第6章 気持ちよくなって：甘い夜と練習編

「あっ、え…」

突然腕を引っ張られ、春人の腰に座るような体勢にされた。

先っぽが奥の方に当たって、身体の芯が熱く溶けるような感覚がした。
密着した肌でさえ、気持ちいい。

気持ち良すぎて、上手く声が出せない…

「うっ…」
「すげっ…ギュッて締まった…」

興奮で荒くなってる吐息に、潤んだ目でこちらを見る春人。
色気の中に、普段の甘えてくる視線が可愛くて、髪の毛を乱すように撫でてあげた。

「ちょっと、やめてやー」
「もう髪の毛セットしてなんだから、いいじゃん」
「くすぐったいんやってー」

微笑みながら、胸に頬ずりしてくる。
くすぐったくて身をよじった瞬間、中の感じる部分が擦れて、少し顔をしかめた。

胸元への頬ずりから唇による愛撫に変わり、快感が増幅されていく。

クチャ…

春人が緩く腰を動かすだけで、強い快感がソコから生まれていく。

「動かし、ちゃ、や…」
「何で？」
「気持ち、良すぎて、おかしくなる…」