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甘い時間は2人きりで
第7章 ワンコと過ごす休日
「ふがっ…」
何だろ、顔にすごいモフモフしたものが当たって…
目を開けると、わたげちゃんの顔がドアップで映り込んできた。
「おはよう…」
「くぅーん」
身体を起こそうとした瞬間、ブラを着けていない胸をわたげちゃんに晒していた。
「わ、わたげちゃん、見ちゃダメー」
掛け布団を胸元まで手繰り寄せて、わたげちゃんに見えなくする。
すぐにベッドの周りを見渡すも、着替えが無い。
エッチの時に着けてた透けた下着も無くなってる…
しかも、着替え入れといたカバン、リビングに置いたままじゃん…
裸で部屋の中歩き回るのはちょっと…
仕方なくクローゼットから、春人が以前着ていた黒いシャツを着てみた。
スンスン…
春人のいい匂いがする…
匂い嗅いだりして…私、変態っぽい!?
「起きてた?おは…」
「あ、おはよ。ごめんね、服借りて…」
着替えを持ってきていた春人は目を見開いたまま、動かなくなっちゃった。
まさかこのシャツ、春人のお気に入りだったんじゃ!?
「ごめんね、春人!勝手に着て…すぐ脱ぐから」
「エロ…」
「えっ?」