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甘い時間は2人きりで
第7章 ワンコと過ごす休日
「しばらくここでお世話になります。よろしくね」
「(。・ω・。)!」
その言葉に嬉しそうに尻尾をピンと立てた。
わたげちゃん用のおもちゃ箱の方に駆けて行って、そこに顔を突っ込んで、お気に入りのおもちゃを持ってきた。
「これで遊ぶ?」
「ワン!」
そういえば、わたげちゃんと一対一で遊んだこと無かったね。
わたげちゃんが咥えているおもちゃを掴んだが、なかなかそれを離してくれない。
「結構力強いね…」
「ヴゥゥゥゥ…」
「……」
目を見開いて必死におもちゃを引っ張るわたげちゃん。
この顔どこかで見たことあると思ったら、Blue EyesのMVで春人がたまに見せる顔とそっくり。
伸縮性があるから、咥えて引っ張るおもちゃなのかな?
しばらく遊ぶと、次に骨の形をしたおもちゃを私の前に持ってきた。
少し離れた所に投げれば、すぐさまおもちゃを拾い、私の元に戻ってくる。
「わたげちゃん、お利口だねー」
「くぅーん」
「撫でてー」と見せてくるお腹を少し掻くように撫でる。
このモフモフ加減が最高に気持ちいい…