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甘い時間は2人きりで
第9章 年下彼氏の甘い看病
「…くしゅっ!」
「風邪ですか?」
「…かな?だとしたら嫌だなぁ…」
春人と濃密な時間を過ごしたGW明けの先週から仕事が立て込んでいた。
明日は会議があって、プレゼンで使う資料の作成がようやく終わった。
明日の会議が終われば、忙しさから解放される。
かなり気合いを入れて作成したので、資料の見直しも徹底的に行なう。
それに…明日は仕事が終わったら、春人とデートの予定が入っている。
先週は私も忙しく、春人とはラインや電話でやり取りするだけだったので、春人と会えることを心待ちにしている。
だから、風邪だけは勘弁して欲しい…
「先輩、見直しは程々にして、早く休んで下さいね。お先に失礼します」
「ありがとう、お疲れ様…」
ーーーーーーー
「へ、くしゅっ!!」
風邪引きました…
「うん…そう…資料のデータ今から千代ちゃんのパソコンに送るから…うん、ごめんね、お世話かけます…はい、お願いします…はぁ…」