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甘い時間は2人きりで
第9章 年下彼氏の甘い看病
そう言うと、手を添えて顔を春人の方に向けられ、唇を押し当てられた。
「んっ!?」
身体を押して引き剥がすと、悪戯っぽく笑う。
これは…スイッチが入った時の表情だ…
「ふふっ、いつもと同じ唇の温度や」
「やめ…」
押し返す手を握られ、キスを繰り返してくる。
顔を背けても春人の唇が追ってきて、吸い付いてくる。
唇が離れた隙に、顔の間に手を差し込んで、キスを遮断する。
「まだ治ってないのに…」
「昨日も言ったけど、もし移ったら看病してくれるやろ?」
「もう…」
「ごめんな、ムラムラして抑え効かへん…」
カバンを手元に引っ張って財布を出したかと思うと、中からゴムを取り出した。
「何で、財布に…」
「前に茜さん家でエッチなことしてから、常に持ち歩いてるんよ。何処でも応じてあげられるように…」
「へ、変態…」
「何とでも言って。俺はキチンとして茜さんと愛し合いたいからね」
サラッと甘いセリフを言ってから、キスをしてから私の身体を跨いだ。
「今日はマッサージみたいに優しく触るから、リラックスしといて…」