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甘い時間は2人きりで
第10章 初めての1人エッチ

備えつけの椅子に座って、おやつに飴を舐める。

「うん、ちょっとね…フラストレーションが溜まってて…」
「それって溜め込むの身体に良くないですよー。思いっきり発散しないと」

発散したら、引かれちゃいそうだから春人に言えないのにー…

「どうしたんすか?」

悩んでいると、企画部の新入社員である南くんが話しかけてきた。

「こらこら、女子トークに首突っ込まないの」
「いいじゃない。最近フラストレーションが溜まっちゃって…」
「ストレスってことですか?」
「うん…」

しばらく考え込む仕草をして…

「ストレスねぇ…だったら長野さん、僕に付き合ってくれませんか?」
「へっ?」

ーーーーーーー

煩悩よ、消えろ!!

「えいっ!」

カキーン!

「凄いっすね長野さん。打ちまくりじゃないっすか!」

仕事終わりに南くんに連れて来てもらったのは、会社の近くにあるバッティングセンター。
「ストレスを発散するなら、コレ」と南くんにオススメされたけど…

コレで欲求不満は解消されるのかな…?



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