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甘い時間は2人きりで
第10章 初めての1人エッチ

「コーヒー飲む?」
「おー、ありがとう。まだ起きてたん?」
「うん、懐かしい映画がやってたから」
「もうちょっと掛かりそうやから、もう寝といてな」
「うん。おやすみ」

瞼を擦りながら、ベッドに入る。
わたげちゃんとも一緒に寝ようと思ったけど、ケージで寝てたし。

自分に勇気が無いせいで、エッチが出来なかった…
美咲にきちんと迫り方を教えてもらえば良かった…

ーーーーーーー

「ん、あうっ…はぁっ…」

…夢?
春人に激しく身体を貪られ、沢山愛される内容の夢。
欲求不満過ぎて、エッチな夢まで見るようになっちゃった!?

「ああー…最悪…」

春人が隣に居ないのが幸い…
しばらく経ってないと、顔見れないもん…

「……」
『茜さん、可愛い。もっと…』
「……っ」

夢に出た春人のセリフが頭でこだまして…
あ、ダメ…
落ち着いていた身体が疼きだした…


『我慢出来ないなら、1人エッチすればいいじゃん』

美咲の言葉に理性が溶かされる。
夢の中で春人にされたことを思い出しながら、指をその部分に這わせていく。



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