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甘い時間は2人きりで
第12章 仲直り?

勃ち上がったモノに手を添えて、上下に動かし出した。

「はぁ…あっ」

ふっくらした唇から漏れる色っぽい吐息。
時折顔を見て顰めて、瞼を閉じる姿…
快感で瞼を閉じる以外では、ずっとこちらを見つめる熱い視線。
そして、湯船の中でせわしなく動く右手…

ドクッドクッ…
喉が渇いて、こめかみに汗が流れるのが分かる…
でも、これはお風呂が熱いからじゃない…

目が離せない…
このまま見続けると、ヤバいかも…

視線を逸らさないので顔を逸らすと、頰を掴まれて春人の方に向かさせる。

「顔逸らさんといて…俺を見て」
「む、無理…あっ」

吐息が漏れる唇を肩に押し付けられ、もう片方の手で背中を撫で回される。

「うう、茜さ…」

耳元で聞こえる、春人が感じる声…
あっ、私…何にもしてないのに…こんな気持ち…

「うっ!イクっ!!」

手の動きが早くなったと思ったら、瞼をギュッと閉じて身体をビクつかせた。
モノから漏れ出た精液が、お湯を白く濁らせた。



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