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甘い時間は2人きりで
第13章 大人なデート
「変態…」と言って軽く睨まれたので、大人しく運転する。
別に茜さんとヤリたいから付き合ってるわけじゃない。
好きで、茜さんのことを愛したいからエッチしたいだけ。
ただ最近はライブやリハーサル疲れで、オナニーする気力も無く、性欲が溜まっていくばかり。
正直、いい匂いをさせる彼女を前にして、めっちゃムラムラしてる…
だから、あらぬ妄想も掻き立てられるわけで…
食事が終わったら、茜さんをラブホなり自宅に連れてって、可愛がるか…
でも、時間もちょっと遅いし、茜さんも忙しいって言ってたし、疲れさせるのはな…
悶々とした気持ちのまま、車を走らせていると、目的の店に到着した。
「ここ?」
「そうやで」
「…はぁ」
光ちゃんに紹介してもらったのは、お高めのステーキハウス。
普段、こういう場所に来たことが無いのか、彼女は店の前で困り顔。
「大丈夫…?ここ高そうだけど…」
「大丈夫!奮発して茜さんに美味しいのご馳走するくらいは稼いでるから」