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甘い時間は2人きりで
第15章 オフな1日

「ええ番組無いな…」

番組表を一通り見終わってから、ソファに寝転がってテレビゲームを付けた。
前からチマチマRPGのゲームをやってたけど、今日は一気に進んだろ。

「レコーダーも置いとこ」

作業部屋からボイスレコーダーを持っ来て、テーブルに置いた。
ゲームをしつつ、不意に思い付いたフレーズがあれば、中断して吹き込んだ。

「…はぁ」

…猛烈にアイスが食いたくなった。
冷蔵庫を覗いたてみたが、アイスは1つも無かった。

ああ、無いと分かると、もっと食いたくなるんよなー…
仕方ない、買いに行くか…

ーーーーーーー

「ふー、あっつー」

近くのコンビニで買ったのは、かき氷とアイスがミックスしたヤツ。
最近かき氷食べてないな、と思いコレにした。

「冷たいやろうなー」

うーん冷たい!でも美味い。
このアイスは当たりやな。
何個か買っといて良かった。

アイスを堪能していると、足元がまたモフモフしだした。
見下ろすと、物欲しそうな目でこちらを見る姫。




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