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甘い時間は2人きりで
第3章 酔って愛して
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「眠たくないん?」
「眠たくないよ」
「眠たそうやったけど?」
「そんなことない。ねー、もっとギュッてしてー」
首に抱き付いて、頰をスリスリ擦り付けてくる。
酔って甘えてくる茜さんがめっちゃ可愛い…
「…くっ」
身体が密着した状態で、茜さんが膝で下半身を擦ってくる。
目を合わせれば、誘うように見上げてくる潤んだ瞳。
「茜さん…」
「春人」
酔っ払うとこうなるんや。
普段はクールで、ちょっとしたことでも恥ずかしがるような彼女が…
この状況は、ヤバイ…
俺の雄の部分が熱を帯びていく。
「春人…キスして」
「茜さん…そ、んな…」
「だめ…?」
甘えるような口ぶりに理性が一気に吹き飛んだ。
「あっ…」
勢いよく押し倒して、両手首を掴む。
そのまま両手を頭の上で押さえつけ、身動きが取れない状態で唇を塞ぐ。
「ん、んぅっ…」
空気を求め僅かに開いた唇に舌を滑り込ませ、彼女の舌とねっとりと絡める。
口外に出た舌先を唇で挟んで軽く吸うと、感じるのか口から漏れる息が荒くなる。
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