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甘い時間は2人きりで
第3章 酔って愛して
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キスをしながら、もう一方の手で彼女の身体をまさぐる。
快感から身を捩り、顔も動くが唇を追いかけて舌を絡め続ける。
「はっ…」
唇を離せば互いの唾液がいやらしく絡んで途切れて、濡れた唇が色っぽい。
掴んでいた手を離し、頰を優しく撫でる。
「ごめん、怖かった?」
「ううん…大丈夫」
「スーツにシワ出来る前に脱がすよ?」
頷いたのを確認して、ボタンを外していく。
シャツをはだけさせれば、真っ白な肌が薄ピンクに色付いている。
「は、はる…電気、消して…」
身体をモジモジさせて、消え入りそうな声でおねだりする茜さん。
その姿が可愛い…
恥ずかしがってる姿をもっと見たいって思う俺ってSやったりする?
お望み通り、リモコンで電気を消して部屋を真っ暗にする。
真っ暗の状態で窓のカーテンを全開にすると、月明かりが部屋を照らす。
このシチュエーション、結構ロマンチックやん。
「春人!カーテン閉めて」
自分から誘惑しといて、大人な雰囲気になったら恥ずかしがるとか反則やろ…
今更恥ずかしがっても俺は止まらんけど。
「俺、茜さんが気持ちよくなってる姿見たいだけやから。だめ?」
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