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甘い時間は2人きりで
第18章 社員旅行
音を鳴らしていたのは、私のスマホ…
「はい…」
『先輩!?今どこに居るんですか!?』
しまった…
部屋の鍵私が持ってたんだった…
千代ちゃんの慌てた様子が目に浮かぶ…
「ごめんね、酔いを覚まそうと外の空気に当たってたの!すぐ戻るから」
『大丈夫ですか?迎えに行きますけど…』
「大丈夫!だいぶマシになったから」
電話を切ると、急いで乱れた浴衣を直す。
「…盛り上がってたのに、ごめんね。そろそろ戻らないと」
「ん、怪しまれちゃうからな」
立ち上がろうとしたら腕を掴まれて、春人の腕の中に包まれた。
「あのさ、11時くらいにもし抜け出せそうやったら、ゲームコーナーまで来てくれやん?あそこなら人も少ないし…」
「…いいよ。無理だったら連絡するから」
手の平にキスをもらい、春人の部屋を後にした。
「…もう、あの電話!もうちょいやったのに!」
ムラムラ…
「…抜くか」
ガラッ
涼「ただいまー」
「……!」
タイミング悪っ!?
咄嗟に股間を枕で押さえたから良かったものの…
義「楽しめたか?」
ニヤニヤしながら聞くな!