この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘い時間は2人きりで
第21章 冷たい視線

「あんま興奮したら、身体に悪いよ?」
「…誰のせいだと」
「ふふっ、ごめん」

看護師さんが来る直前に、隣のベッドに移った。

「長野さん、体調はいかがですか?」
「身体中痛くて、まだクラクラします…」
「先に体温測りますね」

看護師さんがパジャマをはだけさせる。
そこから見える首筋や身体に巻かれた包帯が痛々しい…

「はい、大丈夫です。汗かいてるみたいなので、着替えましょうか」
「はい、お願いします…」

着替えを見るのはどうかと思い、廊下に出て秦野さんに連絡する。

「春人か?様子はどうだ?」
「目覚ましました。意識もはっきりしてるみたいで」
「分かった。今から病院に向かう」

電話を切って、茜さんの元に戻る。

「痛み止めを打っておきましたので、痛み出したらナースコールを押してください」
「はい」
「ご両親に連絡致しましたので、しばらくするといらっしゃると思います」
「分かりました。ありがとうございます」

看護師さんが部屋を出たのを見て、茜さんのベッドに入り込んだ。

「茜さんの熱であったかいねー」
「あの、春人…」
「ん、どうした?」
「お父さん達が来るまで、ここに居て欲しいの。1人にしないで…」




/748ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ