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甘い時間は2人きりで
第23章 久しぶりの2人の時間
「……」
不意に春人が恋しくなって、抱き枕に抱き付いた。
『茜さん、もっとこっちおいで…』
「…っ」
『いっぱいキスしたい…』
目を閉じて、春人と触れ合ってる時間を思い出す。
エッチの最中の春人の仕草や、色っぽい表情や吐息混じりの声が頭をよぎる。
『茜さ、俺のそんな締め付けて…俺の離さんくらい好きなんやね…』
『も、俺…出そう!』
「あ、くっ!うあっ!』
無意識のうちに股間を抱き枕に押し付け、擦っていた、
スリ…
「はぁ…春人…好き…」
コンコン
!!!
「姉ちゃん、晩ご飯出来たって」
「あ、うん…分かった。すぐ行くね」
……危なかった!
危うく弟の裕太に、聞かせちゃいけない声聞かせるところだった!
「はぁ……」
早く会いたいな…
なんて思っていたら、春人からラインが届いた。
[夜10時くらいになるけど、スカイプやる?]
[やる!]
[分かった。眠たかったら無理したらアカンで]