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甘い時間は2人きりで
第23章 久しぶりの2人の時間
万が一を考え、病院を変えた後も美咲や会社の人、春人が時間を見つけてお見舞いに来てくれた。
部長や主任と話し合い、仕事復帰は年明けからとなった。
右腕の完治が年末ギリギリになってしまうので、それならば…との判断。
私は断ったが、部署の人達が「休んどいて」と猛プッシュしてきたので、渋々応じた。
春人は都内に帰ってくるタイミングで、僅かな時間を縫って会いに来てくれた。
ツアー先の美味しいお土産を皆で頂きつつ、観光地の話を聞いたりした。
お母さんが部屋を空けたると、春人から唇が溶けるくらいの熱いキスを何度ももらった。
ただ、キス以上のことはされず、怪我人ながら触って欲しい気持ちが湧き上がり、その度に頭を振ってその考えを消していた。
ーーーーーーー
「はっ!」
春人とのキスを思い出して、ボーッとしてた!
春人とキスをする度に、どんどん春人のキスに溺れていくような気がしてる…
まぁ、たまにイクくらい気持ち良い時あるからね…
春人の唇の感触を思い出して、そっと唇を撫でた。