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甘い時間は2人きりで
第23章 久しぶりの2人の時間
スマホのカレンダーに春人とのデートを入力した。
『あー、茜さんと早よ会いたーい!俺の癒しの時間が早くきて欲しいなー』
「もう…」
『茜さんとキスしたり、手繋いたりしたいな…』
その後、他愛もない話やご当地話など1時間ほどした。
ーーーーーーー
「はい、目を閉じて」
「うん…」
ようやく来たデート当日。
怪我で化粧が出来ない私の代わりに、お母さんにしてもらった。
「…はい終わり。綺麗になったわよ」
「お母さんありがと」
あまり濃くない、ナチュラルメイク。
普段の私のメイクと同じで、今日の服装に合ってるかも。
「茜ちゃんは、濃いメイクは似合わないから、薄い方が可愛らしさや清楚な感じがよく伝わってくるわ」
姿見で全身確認する。
三角巾で右腕を吊らなくても大丈夫になったので、少しは目立たなくてなるかな?
「お母さん、変じゃないかな?」
「そんな事ないよ。素敵よ。山岡さんも喜んでくれるわよ」