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甘い時間は2人きりで
第23章 久しぶりの2人の時間

「ちょっと、私も…んっ!」

春人は口内に水を含んだまま、唇を重ねてきた。
僅かに口を開くと、冷たい水が喉に流れ込むが、半分は口から垂れた。
飲み干すと唇が離れて、垂れた水滴をゆっくり舐め上げた。

「ふふっ、エッチして起き上がれやんやろ?飲ましてあげたんよ」
「飲ませるなら、普通にしてよ…」
「普通にしたら、面白くないやろ?エッチしてラブラブの状態なんやから…」
「起き上がれるよ…」

気力を振り絞って起き上がったけど、壁にもたれるので精一杯だった。

「無理せんでもええよ…ふっ」
「うう…笑わないで」
「待っといて。パジャマ持って来るから」

春人が洗面所に向かって、しばらくボーッとしていた。
久しぶりにエッチして、凄い気持ち良かった…

アソコが痺れる感じというか、逃げたくても逃れられないような強い刺激で…
終わったら、フワフワして心地いいし…

「お待たせー」

パジャマに着替えた春人が、私の分と濡らしたタオルを持って戻ってきた。

「身体拭ける?」
「ん…エッチな触り方しないんだったら、して欲しい…」
「エッチな触り方って…期待してるん?」
「し、してない!春人がしないように釘刺しただけ!」




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