この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘い時間は2人きりで
第25章 不安を打ち消す存在

数日後、お風呂を済ませて自分の部屋でくつろいでいたら、電話がかかってきた。

「もしもし、春人?」
『うん。最近リハで忙しくて、連絡出来やんでごめんな』
「ううん、春人フェスに出るんだもんね。頑張って…」

Blue Eyesは年末にかけて、フェスに参加するとのこと。
私としては、あまり無理をしないで欲しいというのが本音。
それに…

『ホンマごめん…クリスマス一緒に過ごせやんくて…』
「もう、謝らなくても良いよ。分かったから」

クリスマスに開催されるフェスにも参加する、しかもイブの日に…
フェスのチケットに応募したが、落選してしまった…

『でも、茜さん元気無さそうな声してる…』
「…!!」

クリスマスを一緒に過ごせないショックも軽くあるけど…
今の悩みは恐怖を少しも取り除けていないこと。

皆は焦るなと言うけど、復帰の時期が迫ってくると、自分自身に余裕が無くなってきた…
このイライラは未だに春人に話せていない…

「別に大丈夫…」
『…なぁ、窓の外見て』
「?」




/748ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ