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甘い時間は2人きりで
第26章 クリスマス
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クリスマス当日、スーパーで買った食材を持って、春人のマンションへ。
玄関を開けると、わたげちゃんが駆け寄ってきた。
「わたげちゃん!」
「ワンワン!」
「久しぶりだねー。ごめんね、最近来られなくて…」
「クゥーン…」
「後でいっぱい遊ぼうね」
食材を冷蔵庫に入れて、時間を確認する。
春人が帰ってくるまで時間があるから、それまで掃除しとこうかな?
まずは掃除機をかけつつ、各部屋を整理整頓していく。
作業部屋のみ仕事道具が多いため、掃除機だけ済ませた。
洗濯物も片付け、わたげちゃんお待ちかねのお遊び。
「わたげちゃんにもクリスマスプレゼントだよー」
新しいボールと、噛むと音の鳴るホットドッグのオモチャをプレゼント。
早速ボールを投げるとトコトコ追い掛けて、咥えて戻ってきた。
「楽しい?もう一回する?」
ホットドッグも喜んでくれたようで、抱き締めながらカミカミしていた。
可愛いわたげちゃんを写真に収めながら遊んでいると、結構時間が経っていた。
「そろそろお散歩行こっか?」