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甘い時間は2人きりで
第28章 新居へ引っ越し
咄嗟に下着をクローゼットの中に突っ込んだけど、春人がすぐに引っ張り出した。
「ピンクでTバックとかめっちゃエッチやん…何で使わんの?」
「結構前にもらったから、忘れてたの!要らない方に入れて」
「アカン!今度使ってもらうから」
「ええっ!?」
いやいや、Tバックなんて似合わないから…
「そんなの付けられないよ!恥ずかしいよ」
「前俺がプレゼントしたスケスケの下着も恥ずかしいと思うけど?」
「ううっ…」
春人も時間が無いんだから、下着にかまけてる時間なんて無いし!
「…下着の話より、本を片付けて下さいませんかね」
「わ、分かりました」
当面の間着る服や下着以外は分別し、要る分の梱包は出来た。
春人の元に行くと、読み終わった雑誌はビニール紐でくくってあり、音楽誌だけ別に置いてあった。
「これ、全部Blue Eyesが出てるやつ」
「これも捨てるん?」
「んー…」
「(´・ω・` )」
困ってる顔が可愛いからつい意地悪しちゃったけど、捨てるつもりなんて毛頭無い。