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甘い時間は2人きりで
第5章 気持ちよくなって:爆発編
春人が大きく身震いした直後、熱い液体が手の平にかけられた。
手の中にある春人のモノは先ほどの熱は無くなり、クッタリしている。
「ふー、ふー」
胸元から顔を離すと、興奮のせいか眼鏡のレンズが曇っていた。
春人の方を見ると、息も絶え絶えで何とも言えない複雑そうな顔をしている。
その顔は怒っているように見えて…
もしかして…
春人は触られるのが嫌だったんじゃ!?
抵抗してないから嫌じゃないと思ってた…
「……」
「えっ、茜さん!?」
「う、うぅっ…ごめ、さない…私、春人のこと、傷付けてばっか…」
最悪だ…
彼女が他の人にキスされて、しかも無理矢理触ったりして…
泣きたいのは春人の方なのに…
「茜さん…ありがとう」
「うえっ?」
何でお礼言われてるの?
「さっきの、すごい気持ち良かったよ…」
「触られるの、嫌じゃないの…?」
「そんな訳ないやん。まあ、まだ教えてないのにイカされてビックリしたけど、嬉しかった」