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甘い時間は2人きりで
第6章 気持ちよくなって:甘い夜と練習編
今日からGWの祝日続きの5連休で、出掛けている人もいるのだろう。
でも私は朝からソワソワしていた。
理由は、連休中はずっと春人の家で過ごすから。
何度かお泊まりはあったけど、春人に仕事が入ってると、午前中の間に家に送ってもらっていた。
1日も一緒に居たことが無くて、春人はいつも申し訳なさそうにしていた。
なので、今回の連泊に私はすごくワクワクしていて。
春人は仕事だけど、早く会いたいな…
気が焦って落ち着かなくなり、カバンに詰めた荷物に不備が無いか何度も確認してしまった。
6時頃にようやく春人からラインが届いた。
[着いたよー (^ω^ )]
来た!
私は急いで荷物を抱え、階段を駆け下りていった。
アパート前には、白いボックスカーが停まっていて、中から春人が顔を出した。
「お待たせ。ごめんな遅くなって」
「ううん、大丈夫!」
荷物を積み込み、助手席に乗ると車が発進した。