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堕天使 1st gig.
第35章 嘘
リナに

『期待してんのか?』

と聞くとリナは赤い顔を俺から逸らし

『そんなんじゃないもん…。』

と言って来る。だけどパンティの中へ入れた俺の指先からはピチャピチャと卑猥な音が鳴り

『こんなになってんのにか?』

と俺は聞いていた。俺の指先にはリナの大きくなり始めたクリが当たり、それを俺が指の腹で撫でてやるたびにリナが

『ああっ…、やんっ…。』

と何かを我慢するように俺にしがみついていた。

『欲しいって言うまで挿れてやんねぇ。』

そう言った俺に銀の羽根を広げたリナが

『欲しいの…、アルトだけが欲しいから、アルトだけでいっぱいにしてぇ…。』

と叫んでいた。過去なんか必要ないと割り切った俺の天使はいつだって俺だけを求めて俺との未来だけを夢見る天使だ。

だから俺はリナの中にペニスを挿れて、リナが満足するまで突き上げる。リナの過去の分まで俺をリナに刻みつけるように俺はそうやってリナを抱き続ける男だった。

『ああっ…、もうイッちゃう。』

とリナが俺の上で腰をガクガクと痙攣させて果てていたが俺は止まる事なくリナの中を掻き回すように動き続けていた。

動けなくなった天使が俺の腕の中に堕ちて来る瞬間、俺は満足してリナの中で果ててしまう。だけど俺はリナが手放せずに、リナとギリギリまで繋がったままリナの額にキスをして

『愛してる。』

を繰り返す。リナはクスクスと笑ってから

『アルトを愛して良かった…。』

と言っていた。久しぶりに2人で風呂に入り

『洗ってやるよ。』

と嫌がるリナを泡立てた手で洗っていると興奮した俺は再び風呂でリナを抱いていた。

『あぁん…、アルト…、もう…、無理だから…。』

そう言うリナが意識を失う寸前まで俺はリナを抱き続け、自分の不安を打ち消すのに必死な俺だった。

風呂上がりにリナを抱えてベッドに入れて裸のままリナと眠っていた。寒かったがリナが暖かくて俺はリナを抱きかかえたまま動けずにそのまま眠っていた。

朝、起きたらリナはもうベッドからは居なくて俺は

相変わらず、薄情な嫁だ…

とか思いながら服を来てリビングに向かっていた。
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