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【Onlooker】~サラが見たもの~
第11章 オンルッカー……?
白く細い首筋に、幾度ものキスが連なる――と。
「ん……」
サラは思わず小さな吐息を零し、その拍子に顎先を天井に向けた。
俄かに浮き上がったような鎖骨のラインを、黒木は続いてその舌先でなぞってゆく。
「ッ……」
ぴく、ぴくり――断続的に示される、素直な反応。
サラは軽く唇を噛み、声を押し殺し、それはなにかに堪えるよう。まだ、受けた感覚を“快感”として認識することを拒んでいるようでもあった。
「……」
そんな表情を黒木は、じっと見つめる。そうしてから自らの両手、その長い指先でサラの小振りな二つのふくらみを徐に触れた。
初めは包み込むように、そうしながら次第に強く弾力の中に五指を埋めると、直後、今度は掴み上げるようにして全体を揉みしだいた。
「ん、ん? ――ああっ!」
黒木に掴まれた胸を反らすように、サラは大きく上体を仰け反らせた。
その際、黒木はサラの胸の突端の硬直を覚え、人差し指と中指の狭間でじわりとそれを挟みつける。
白隅サラの表す敏感な反応を目にして、黒木は自らも強い興奮を覚えながらも、どこか心の片隅で安堵している自分を見つけていた。
なんだ……この気持ちは?
黒木はその初めてで知らない感情に、戸惑っている。だが、それでも――それは不快な想いではなかったから。そう、間違いなくそれは不快とは正反対の想いだ。だから、今のこの想いに名前を宛がう必要はない。
只、今は――サラを愛すれば、それで。そうすることに、迷う必要なんて微塵も感じることはなかった。
やっぱり俺も、お前のことが――。
「俊くん……?」
もう、早く時が過ぎ去ることだけを望む、そんな必要はないのだろう。
「いや、なんでもない」
視線を合わせ、黒木は柔らかく微笑む。そして――
「あん……」
胸を揉み乳首を口に含み、サラの身体を心ゆくまで慈しむことに、黒木はもう迷うつもりはなかった。
「ん……」
サラは思わず小さな吐息を零し、その拍子に顎先を天井に向けた。
俄かに浮き上がったような鎖骨のラインを、黒木は続いてその舌先でなぞってゆく。
「ッ……」
ぴく、ぴくり――断続的に示される、素直な反応。
サラは軽く唇を噛み、声を押し殺し、それはなにかに堪えるよう。まだ、受けた感覚を“快感”として認識することを拒んでいるようでもあった。
「……」
そんな表情を黒木は、じっと見つめる。そうしてから自らの両手、その長い指先でサラの小振りな二つのふくらみを徐に触れた。
初めは包み込むように、そうしながら次第に強く弾力の中に五指を埋めると、直後、今度は掴み上げるようにして全体を揉みしだいた。
「ん、ん? ――ああっ!」
黒木に掴まれた胸を反らすように、サラは大きく上体を仰け反らせた。
その際、黒木はサラの胸の突端の硬直を覚え、人差し指と中指の狭間でじわりとそれを挟みつける。
白隅サラの表す敏感な反応を目にして、黒木は自らも強い興奮を覚えながらも、どこか心の片隅で安堵している自分を見つけていた。
なんだ……この気持ちは?
黒木はその初めてで知らない感情に、戸惑っている。だが、それでも――それは不快な想いではなかったから。そう、間違いなくそれは不快とは正反対の想いだ。だから、今のこの想いに名前を宛がう必要はない。
只、今は――サラを愛すれば、それで。そうすることに、迷う必要なんて微塵も感じることはなかった。
やっぱり俺も、お前のことが――。
「俊くん……?」
もう、早く時が過ぎ去ることだけを望む、そんな必要はないのだろう。
「いや、なんでもない」
視線を合わせ、黒木は柔らかく微笑む。そして――
「あん……」
胸を揉み乳首を口に含み、サラの身体を心ゆくまで慈しむことに、黒木はもう迷うつもりはなかった。