この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
【Onlooker】~サラが見たもの~
第2章 ラブリーな、彼女?

 キスを重ねた舌が首筋を経て、ゆっくりとエリー乳首へと達した。ヤマダは両胸を執拗に揉みし抱きながら、まるで幼子のように夢中に乳首に吸いつく。

 どれだけ吸おうとも満たされないもどかしさを、更に搾り上げるようにして、ちゅぱちゅぱと音を鳴らし――激しく、強く。

 それに、鬼気迫るものを感じて――。


 あんな風に、吸われたら……どんな、感じなのかな?


 サラはふと、そんなことを想像して、そこはかとなく焦がれた。期せずして、自らの胸元にそっと両手を置く。

 ブラの中では、自分の先端が窮屈そうに突起してゆく――そんな感触が、あった。


「エリー……ああ、俺だけのエリー!」


 興奮の大きさに乗じるようにして、ヤマダは声を震わせた。再びその愛しい顔を見下ろし、キスを交わした。

 そうして――


「最後に、もう一度。君と……交わりたい」


 ヤマダは、告げた。

 静かなその顔を一心に見つめ、まだ残されたピンク色のショーツに手をかける。


「!」


 思わず息を呑むと、サラも全裸のエリーを見つめた。


「綺麗だよ、エリー……」


 その言葉に、サラすらも同調する。最早、なにもおかしいなんて思いはしてない。とても素直に、彼女の美しさを認めたのだ。

 そう思うことができたのも、ヤマダが彼女に向けた愛が真剣であるからだと思えた。

 全裸とされながら、尚もその身を委ねることしかできないエリーは、しかし――


「エリー、いいね?」

「……」


 その問いに対し、彼女の憂いた表情が頷いた様に――サラには、感じられている。
/456ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ