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【Onlooker】~サラが見たもの~
第2章 ラブリーな、彼女?
そこまでは、前回と同様だった――。
「……」
サラが一心に見つめる先で、既にエリーは下着姿でベッドに横たわっている。前の時と異なる清楚なイメージの白いワンピースは、ヤマダが丁寧なその手つきで既に脱がし去っていた。
そして、これまた以前と異なるピンク色のランジェリーが白い肌に映えた。
「エリー……」
顔を近づけ、愛おしげにその名を口にし、唇を重ねた。
艶やかなロングの髪を優しく撫で、徐々に熱を帯びてゆくキス。
それを交わしながら、左手が胸の膨らみを弄る。
「ああ」
堪らずに、その柔らかさに感嘆の声を洩らし。
慈しみと興奮との狭間のような手つきが、ブラジャーをたくし上げた。
そうして顕とされた乳首を、震える指先で、そっと摘まんだ。
「……ッ」
思わず声を発しそうになり、サラはぐっとそれを飲み込む。心臓の鼓動が、どんどんと速まってゆく。
二人を前に、自分も興奮していることを、密かに認めた。
ヤマダはこの前と違い、その動作に緊張を伝えながらも、今はエリーを愛でることに集中しようとしてゆく――。