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愛されたくて ~わたしってイケナイ人妻ですか?~
第9章 京都の彼…再会

「もっと…早く逢いたかったな」


彼との出逢いは
あまりにも遅すぎた。


彼には
愛する家庭があり


私には
最愛の娘がいる。


世間では
「W不倫」とゆう言葉で
片付けられてしまう関係でしかない。


彼は私の髪を撫でながら
どこか遠くの方を見ていた。


このとき彼が見ていたものは
何だったんだろう…?



『また逢えるからな!』


そう言って
衣服を整えると
帰る準備を始めた。


車の中に
証拠が残らないように
くまなく調べていく彼を見ながら
思わず涙が溢れそうになった。


『あっ!』


突然の彼の声にビックリする。


『シミがついとるやないか!』


彼が見ている場所
…後部座席の一部分に
濡れたような跡がある。


「それ、お土産だから(笑)」


『お前な~

 笑いごとちゃうねんぞ~』




そんな彼の言葉を背中で聞いて
私は彼の車を降りた。




『あまり好きにならないようにしてる』




そう言っていた彼の言葉が
胸を締めつけた。




ホントそうだね。





好きになりすぎたら
こんなに苦しくなるんだね……。




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