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隷吏たちのるつぼ
第4章  第三章 詭謀の酬い
「や……やめて。もう、やめてっ……」
「このカッコなら突っ込まれるとこ、自分でよく見えんだろ。チ×ポがブチこまれるとこ」

 肉鉾の剣先を狭間へ触れさせただけで、トプトプと先走りが漏れ、膝が笑った。

「いや……、おね、おねがいっ。つ、……つけて……つけて、おねがいだから!」
「あん? どこの世界にゴム付けるレイプがあんだよぉ」
「だめっ、おねがいっ……、直接はイヤっ、ぜったい、やだ……、ううっ……」

 馬鹿らしい。
 この女がせめてもの避妊を望む理由は──

『あと少ししてユカリン……あっ、ゆ、悠香梨が仕事に慣れたら、一緒になろうと思ってるんです』

 ファミリーレストランでの、秀之の幸せそうな顔が思い出された。

「んーじゃ、挿れるぜぇ」
 一人でふき出した征四郎が、左右に親指を添えていっぱいまでくつろげたことで、複雑なシシ合い掘りが施された鍔のような襞の重なりがダウンライトに照らされた。「ヒヒッ、ユカリンのオマ×コにな。生チ×ポだよ、生チ×ポ。なぁ? ユーカー、リン?」

 愛称を呼ばれて目を見開いた悠香梨へ見せつけながら、なかご穴に刀身を通していく。熟成され尽くした熱い襞に絡まれて進み、最奥をノックしたら、堪えに堪えてきた嗜慾が起爆した。直後、次々と誘爆が起こる。

「おおっ! そらぁっ、どうだっ、うほっ……、な、中出しだっ、中出しだぜっ、おらぁっ!」

 尿道を擽られるたび、吼えずにはいられなかった。

「あ……。ああ……」

 凱歌たる種汁を注がれた悠香梨の、こと切れたような溜息を心地よく聞きながら、征四郎は脈動と咆哮を繰り返した。




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