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閉じ込められた部屋で夫は
第2章 前戯
俺は耳を塞ぎたくなるのを辛うじて耐えていた。聞くに耐えない。しかし、先ほどのように脱出のヒントがあるかもしれない。

……我慢。我慢するしかないのか。

拳を握りしめ、懸命に耳を澄ませた。

相変わらず、ズボンズボンと化け物が友貴子を凌辱している。それもかなり手慣れているらしく、単なる抜き差しにとどまらず、友貴子の愛らしい美膣をぐちゅんぐちょんとかき回して犯しているように聞こえる。

『くぅぅんッ!……ひぁ、うぁッ!……お、お願いよ、やめてぇッ!』

『だまれ!このエロい顔したメス豚!』

化け物は怒鳴りながら友貴子を辱しめる。

『こんなモンではしたなくよがりやがって!恥を知れ!豚!豚!クソ豚!』

ぐちゅん、ぐちゅん……

積年の恨みを晴らすかのように友貴子を突き上げる挿入音。その度に友貴子が切ない吐息で苦しそうに喘いだ。
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